書きやすさや乾きやすさなど，アクロボール 150（極細）をあらゆる視点からレビューしていきます．
アクロボール 150（極細）についての基本情報
| 会社名 | パイロット |
| 製品名 | アクロボール 150（極細） |
| 型番 | BAB-15EF-BB / BAB-15EF-EGB / BAB-15EF-SLB / BAB-15EF-PB |
| インク | 油性 |
| 軸色 | ブラック/エメラルドグリーン/ソフトブルー/ピンク |
| インク色 | 黒 |
| 替え芯 | BRFV-10EF |
| 芯の出し方 | ノック式 |
| ボール径 | 0.5mm |
| サイズ | 全長142mm × グリップ上11.4mm × グリップ下11mm |
| 重量 | 9g |
| 定価（税抜） | 150円 |
正しい情報は公式ホームページをご覧ください
アクロボール 150（極細）の軸色展開
| 製品名 | 型番 | 軸色 | 定価（税抜） |
| アクロボール 150（極細） | BAB-15EF-BB | ブラック | 150円 |
| アクロボール 150（極細） | BAB-15EF-EGB | エメラルドグリーン | 150円 |
| アクロボール 150（極細） | BAB-15EF-SLB | ソフトブルー | 150円 |
| アクロボール 150（極細） | BAB-15EF-PB | ピンク | 150円 |
アクロボール 150のボール径の種類
| 製品名 | 型番 | ボール径 | 軸色 | 定価（税抜） |
| アクロボール150（激細） | BAB-15MF-BB | 0.3mm | ブラック | 150円 |
| アクロボール 150（細字） | BAB-15F-BB | 0.7mm | ブラック | 150円 |
| アクロボール 150（細字） | BAB-15F-WPB | 0.7mm | ホワイトピンク | 150円 |
| アクロボール 150（細字） | BAB-15F-WSLB | 0.7mm | ホワイトソフトブルー | 150円 |
| アクロボール 150（細字） | BAB-15F-WEGB | 0.7mm | ホワイトエメラルドグリーン | 150円 |
| アクロボール 150（細字） | BAB-15F-WSGB | 0.7mm | ホワイトソフトグリーン | 150円 |
| アクロボール 150（細字） | BAB-15F-WOB | 0.7mm | ホワイトオレンジ | 150円 |
| アクロボール 150（中字） | BAB-15M-BB | 1.0mm | ブラック | 150円 |
アクロボール 150（極細）の芯カラー展開
| 製品名 | 型番 | インク色 | 軸色 | ボール径 | 定価（税抜） |
| アクロボール150（激細） | BAB-15MF-RR | 赤 | レッド | 0.5mm | 150円 |
| アクロボール150（激細） | BAB-15MF-LL | 青 | ブルー | 0.5mm | 150円 |
アクロボール 150（極細）のデザイン
デザインは一般的なボールペンといった感じです．
グリップ部分にはタイヤのような凸凹があり，柔らかく滑りにくいラバー素材が使用されています．
アクロボール 150（極細）の評価
7つの観点から"アクロボール 150（極細）"を評価していきます．
- なめらかさ
- 発色の良さ
- にじみにくさ
- 乾きやすさ
- インクのムラのなさ
- 裏写りしにくさ
- 持ちやすさ
以上に加えて，発色を数値的に検証するために色の測定を行いました．
色の計測にはDatacolorのColor Reader(高精度色測定デバイス)を使用しました．
測定の流れ
- ボールペンで1cm × 1cmを塗りつぶす
- 測定デバイスを用いて測定を5回行う
- 結果のRGBの値の平均値を採用する
このような流れで色の計測を行いました．
測定に用いた紙はマルマン A5ルーズリーフ 無地になります．
RGBは光の三原色で基本的にはRGBの数値が大きいほど色は薄くなっていきます．
ですので，濃いインクであるほどRGBの値が小さくなります．
rgb(0,0,0)
rgb(85,85,85)
rgb(170,170,170)
ボールペンの濃さを測るためのものではないので，実際の見た目の色よりも薄くなったりや茶色っぽい数値になります．
相対的な指標として参考程度にお願いします．
さらに，スマホのアプリの騒音計を使用して，ボールペンのノック音の測定を行いました．
5回測定を行い，その平均を記載しています．
スマホのアプリでの計測ですので，こちらも参考程度にお願いします．
| 色測定結果(RGB) | [65.0, 59.2, 62.6] |
| ノック音 | 71.12 |
| なめらかさ | 4.5 |
| 発色の良さ | 4.5 |
| にじみにくさ | 5.0 |
| 乾きやすさ | 3.5 |
| インクのムラのなさ | 3.5 |
| 裏写りしにくさ | 5.0 |
| 持ちやすさ | 3.5 |
| 合計 | 29.5点 / 35点 |
ボールペンの評価を一覧にしてまとめました．それぞれの項目を並び替えできるので，自分に合ったボールペンが簡単に探せます！ 続きを見る
ボールペン ーランキングー
以上の評価を踏まえて，"アクロボール 150（極細）"が向いている人と向いていない人を解説していきます．
向いている人
- なめらかな書き心地を重視する人
アクロインキ搭載で，サラサラとした書き心地です - シンプルなボールペンが欲しい人
値段も安めで，性能も高いボールペンです
向いていない人
- デザイン性を求める人
シンプルなデザインです（同じインクを搭載しているものでデザイン性の高いシリーズもあります）
まとめ
この記事では"アクロボール 150（極細）"を様々な観点から評価してみました．
全体的な性能が高く，値段も定価が150円なのでコストパフォーマンスに優れた商品です．
デザイン性を求める方は，同じアクロインキを搭載していて，デザイン性を重視したモデル(Tシリーズなど)を選ぶのも良いと思います．
また，グリップ重視の場合は，同じアクロインキを搭載しているドクターグリップもオススメです．
