
書きやすさや乾きやすさなど,アクロボール Mシリーズ(極細)をあらゆる視点からレビューしていきます.
アクロボール Mシリーズ(極細)についての基本情報
会社名 | パイロット |
製品名 | アクロボール Mシリーズ(極細) |
型番 | BAB-15EF-MIVB / BAB-15EF-MSPB / BAB-15EF-MKAB / BAB-15EF-MNVB |
インク | 油性 |
軸色 | アイボリー/セピア/カーキ/ネイビー |
インク色 | 黒 |
替え芯 | BRFV-10EF |
芯の出し方 | ノック式 |
ボール径 | 0.5mm |
サイズ | 全長142mm × グリップ上11.4mm × グリップ下11mm |
重量 | 9g |
定価(税抜) | 150円 |
正しい情報は公式ホームページをご覧ください
アクロボール Mシリーズ(極細)の軸色展開
製品名 | 型番 | 軸色 | 定価(税抜) |
アクロボール Mシリーズ(極細) | BAB-15EF-MIVB | アイボリー | 150円 |
アクロボール Mシリーズ(極細) | BAB-15EF-MSPB | セピア | 150円 |
アクロボール Mシリーズ(極細) | BAB-15EF-MKAB | カーキ | 150円 |
アクロボール Mシリーズ(極細) | BAB-15EF-MNVB | ネイビー | 150円 |
アクロボール Mシリーズのボール径の種類
製品名 | 型番 | ボール径 | 軸色 | 定価(税抜) |
アクロボール Mシリーズ(細字) | BAB-15F-MBGB | 0.7mm | バーガンディー | 150円 |
アクロボール Mシリーズ(細字) | BAB-15F-MCAB | 0.7mm | キャメル | 150円 |
アクロボール Mシリーズ(細字) | BAB-15F-MKAB | 0.7mm | カーキ | 150円 |
アクロボール Mシリーズ(細字) | BAB-15F-MNVB | 0.7mm | ネイビー | 150円 |
アクロボール Mシリーズ(極細)の芯カラー展開
なし
アクロボール Mシリーズ(極細)のデザイン

ボールペンの形状は普通ですが,男性向けの商品なので,シックな色合いです.
グリップ部分は滑りにくいようにタイヤのような溝があります.
軽く持っても滑りにくいようになっているみたいですが,筆圧が強い人は指に跡が残りやすいような気もします...
アクロボール Mシリーズ(極細)の評価
7つの観点から"アクロボール Mシリーズ(極細)"を評価していきます.
- なめらかさ
- 発色の良さ
- にじみにくさ
- 乾きやすさ
- インクのムラのなさ
- 裏写りしにくさ
- 持ちやすさ
以上に加えて,発色を数値的に検証するために色の測定を行いました.
色の計測にはDatacolorのColor Reader(高精度色測定デバイス)を使用しました.
測定の流れ
- ボールペンで1cm × 1cmを塗りつぶす
- 測定デバイスを用いて測定を5回行う
- 結果のRGBの値の平均値を採用する
このような流れで色の計測を行いました.
測定に用いた紙はマルマン A5ルーズリーフ 無地になります.
RGBは光の三原色で基本的にはRGBの数値が大きいほど色は薄くなっていきます.
ですので,濃いインクであるほどRGBの値が小さくなります.
rgb(0,0,0)
rgb(85,85,85)
rgb(170,170,170)
ボールペンの濃さを測るためのものではないので,実際の見た目の色よりも薄くなったりや茶色っぽい数値になります.
相対的な指標として参考程度にお願いします.
さらに,スマホのアプリの騒音計を使用して,ボールペンのノック音の測定を行いました.
5回測定を行い,その平均を記載しています.
スマホのアプリでの計測ですので,こちらも参考程度にお願いします.

色測定結果(RGB) | [65.0, 59.2, 62.6] |
ノック音 | 71.22 |
なめらかさ | 4.5 |
発色の良さ | 4.5 |
にじみにくさ | 5.0 |
乾きやすさ | 3.5 |
インクのムラのなさ | 3.5 |
裏写りしにくさ | 5.0 |
持ちやすさ | 3.5 |
合計 | 29.5点 / 35点 |
ボールペンの評価を一覧にしてまとめました.それぞれの項目を並び替えできるので,自分に合ったボールペンが簡単に探せます! 続きを見る
ボールペン ーランキングー
以上の評価を踏まえて,"アクロボール Mシリーズ(極細)"が向いている人と向いていない人を解説していきます.
向いている人
- デザインが気に入った人
シックなカラーリングです - なめらかな書き心地を重視する人
通常の油性ボールペンよりも粘度の低いインキ(アクロインキ)を使用しているので,普通の油性ボールペンよりもサラサラとした書き心地です
向いていない人
- デザインが気に入らない人
アクロインキを搭載したモデルはたくさんあるので,その中から自分が気に入ったデザインのものが見つかると思います
まとめ
この記事では"アクロボール Mシリーズ(極細)"を様々な観点から評価してみました.
アクロボールは,油性ボールペンよりも粘度が低くサラサラと書けるので,引っかかりが少なく滑らかな書き心地で,非常に書きやすいインクだと思います.
アクロインキを搭載されたモデルはたくさんあり,有名なドクターグリップや,デザイン重視のTシリーズやアクロ300,さらに女性向けのモデルも販売されています(Lシリーズ).
選択肢がたくさんあるので,自分に合ったモデルが見つかるはずです.